コンドームのサイズの選び方 | 長さではなく太さが決め手だった

33 views

エロい知識 PR

コンドームのサイズの選び方 | 長さではなく太さが決め手だった
メジャーな避妊方法として、多くの人が使っているであろうコンドーム。しかしそのコンドーム、サイズは合っていますか?ちゃんと選べているでしょうか。 今回はコンドームのサイズの選び方について詳しく解説していきます。 さらにコンドームの素材の違いや、サイズ別のおすすめコンドームもご紹介!自分も彼女も安心してセックスを楽しむために、一度自分のペニスと手持ちのコンドームを確認してみましょう。
記事の目次(クリックで表示)

コンドームのサイズは合っていますか?

少し話は変わりますが、靴を買う場面を想像してみましょう。ブランドやデザイン、機能面はもちろんですが、いちばん重視するのはサイズですよね。観賞用としてならまだしも、サイズが合わない靴をわざわざ買う人はいないでしょう。 靴のサイズが小さかったらキツくて履きにくいし、大きすぎても歩きにくいですよね。服や靴、指輪など身につけるものと同じように、コンドームにも人それぞれ最適なサイズがあります。 自分に合うサイズのものを身につけるといった点では、コンドームも同じです。ではコンドームを選ぶときは、どんな点に注意すればいいのでしょうか。

コンドームのサイズは「長さ」ではなく「太さ」が重要!

コンドームのサイズは「長さ」ではなく「太さ」が重要! 先ほどの靴の例でいうと、自分に適したサイズのコンドームを選ぶのが、最も重視したいポイントであるといえますよね。では実際にどのようにサイズを選べばいいのでしょうか。 まず「コンドームのサイズ」と聞いてなにを想像しますか?多くの人が「長さ」を想像するかもしれませんが、実はコンドームのサイズは「太さ」で分けられています。この「太さ」こそコンドームを選ぶときの重要なポイントなのです。 多くの人がコンドームを手に取る、コンビニやドラッグストアでは、だいたいMサイズが販売されています。今までに「なにか違うな…」と感じた人は、これを機会に一度コンドームのサイズを見直してみましょう。

コンドームのサイズ一覧表

サイズの種類 サイズ おすすめな人
Sサイズ 27mm~31mm  Mサイズでゆるいと感じる人、細い人
Mサイズ 32mm〜36mm 平均サイズの人
Lサイズ 37mm〜42mm Mサイズがキツいと感じる人
XLサイズ 43mm〜47mm Lサイズでもキツいと感じる人、明らかに大きい人
メーカーや製品によって多少の違いはありますが、コンドームのサイズは表のように分けられています。 多くの人がまず手にするのがMサイズだとすると、今までに外れる心配があった人にはSサイズがおすすめです。またペニスが細めの人も、Sサイズの方がフィット感を感じられるかもしれません。 逆に今までにキツいと感じた経験のある人は、Lサイズを試してみてはいかがでしょう。日本人の平均サイズより、ひとまわり大きめにつくられているので、締めつけ感が軽減されるのが期待されます。 この表と自らの感覚を目安に、自分に合ったコンドームを選ぶのがポイントです。では次に、実際にペニスの太さを測る方法をみてみましょう。

実際にペニスの太さを正しく測ってみよう

この動画ではペニスの太さを正しく測る方法が、紹介されています。中でも押さえておきたいポイントを3つ、再度確認しましょう。 ①ペニスが勃起した状態で、いちばん太いところの円周を測る ②円周を直径に直し、サイズ表や製品の表示に合ったものを使う ③竿の部分が太い人や、大きなサイズでもキツいと感じたら海外製のコンドームを試す コンドームは挿入の直前、つまり勃起した状態で使用するので、サイズを測るときも勃起させてから測りましょう。フィット感や締めつけ感を確認するといった意味でも、試し着けをすると安心です。 また動画でも触れられていましたが、見栄を張るのは厳禁です。「大は小を兼ねる」といったことばは、コンドーム選びにおいては忘れましょう。

トイレットペーパーの芯を使って太さを測る方法もある

「わざわざメジャーを使って測るのは面倒くさい!」そんな人は手軽に入手できる、トイレットペーパーの芯でサイズを測る方法がありますよ。人気AV男優しみけんさんの動画で、紹介されていました。 国内で製造されたトイレットペーパーは、その多くがJIS規格に基づいています。JIS規格とは、簡単にいうと国が定めた品質基準です。このJIS規格によって、トイレットペーパーの芯はどれもほぼ直径が同じ(38mm±1mm)になっています。 この方法であれば、手軽にペニスのサイズを測れますよね。しかしあくまでサイズ感の目安なので、実際にコンドームを試してフィット感も確認するとより安心です。

亀頭が大きすぎて入らないときはXLサイズを試してみる

太さは普通だけど亀頭が大きい、いわゆるキノコ型の人はXLサイズのコンドームを試してみましょう。そもそも亀頭が入らなければ、コンドームのサイズが合っていないと考えられるからです。 XLサイズのコンドームを使って、竿にも違和感がなければOKです。しかし竿部分にゆとりがあるとズレたり外れたりして、避妊効果が得られない可能性があります。 そういったときは、リングだけ大きなコンドームや、絞りがついているコンドームを使うといいでしょう。後ほど解説しますがコンドームが小さすぎても、セックスの障害になり得ます。自分のペニスのサイズと形に合ったものを選びましょう。

メーカーごとにサイズの基準が異なっているので要注意!

メーカーごとにサイズの基準が異なっているので要注意! 気軽に手に取れるので忘れがちですが、コンドームはそもそも「医療安全用具」に分類される医療器具です。また先ほども登場したJIS規格によって、厳しく品質が管理されています。 しかしJIS規格には、長さについての規定はあるものの、実は直径に関する規定がありません。コンドームの大きさよりも、やはり強度が重要とされているようです。したがってメーカーによって、サイズに若干のばらつきが出てしまうのです。 そこで誰もが一度は聞いたことがあるであろう、有名メーカー3社のサイズ基準を調べてみました。普段使っているメーカーはもちろん、気になるメーカーのコンドームを選ぶときの参考にしてみてくださいね。

【メーカー別】コンドームのサイズ一覧表

サイズの種類 オカモト サガミ 不二ラテックス
Sサイズ 31mm 27mm〜 29mm
Mサイズ 33mm 36mm 36mm
Lサイズ 37mm 38mm 37〜38mm
XLサイズ 44mm〜 - 42mm
今回はオカモト、サガミ、不二ラテックスの3社のサイズ基準を比較してみました。 基準となるMサイズだけでも、オカモトとサガミ・不二ラテックスで3mmの差があります。よく議論されるオカモト派かサガミ派かの違いには、この差が関係していると考えられますね。 Sサイズに関しても、オカモトとサガミには最大4mmの差があります。これだけ差があると、フィット感も大きく変化するでしょう。サガミのみXLサイズの取り扱いがありませんが、オカモトは最大46mmまでの製品があるのも特徴です。 薄さで選んでしまいがちなコンドームですが、メーカーによってサイズにも差があるのがわかりました。次はコンドームに使われている素材についても、みていきましょう。

コンドームに使用されている素材によって伸縮性も違う

コンドームを選ぶ際、素材で選んでいる人も多いですよね。伸縮性がいいものだとフィット感もあり、セックスの質も一段とよくなります。 コンドームは使用されている素材によって伸縮性が異なるので、それにより特徴が決まります。「聞き覚えはあるけどよく知らない…」といった人も、これを機にそれぞれの特徴をつかんでおきましょう。

コンドームの素材と伸縮性一覧表

素材名 伸縮性の特徴
ラテックス 弾力性がありやわらかい
イソプレンラバー ダントツのやわらかさ
ポリウレタン 伸びやフィット感はやや低め
一般的にコンドームに使われている素材は、表の3種類です。 ラテックスは弾力性とやわらかさに優れていて、コスパもいいといった点で多くの製品に使用されています。ゴムアレルギーの人は使用できないのがデメリットですが、それを除けば汎用性の高い素材といえるでしょう。 一方イソプレンラバーとポリウレタンは、ゴムアレルギーの人でも使用できます。ポリウレタンは、他2つに比べると伸縮性には劣りますが、薄さの面でかなり優秀です。イソプレンラバーは医療用手袋に使われるなど、新素材として注目されています。 素材によって伸縮性にも差がありますよね。この伸縮性とサイズとの関係について、もう少し詳しく説明していきます。

伸縮性が高いラテックスやイソプレンラバーは直径+5mmまでがフィット

ラテックスとイソプレンラバーは、伸縮性とやわらかさに優れています。それにより多くのコンドームに使用されているので、選択肢が多いのが特徴として挙げられます。 伸びがよく弾力性もあるので、コンドームのサイズよりやや大きめのペニスでも、フィット感が得られます。目安として直径+5mmくらいまでと、覚えておくといいでしょう。また、つけやすいので初心者でも安心して使用できます。 特にイソプレンラバーは、やわらかさでは群を抜いているので、女性がコンドームのキシキシ感を感じにくいともいわれています。ラテックスとイソプレンラバーは、さまざまな製品に使用されているので、ゴムアレルギーでない限りひとつは持っておきたいですね。

伸縮性が低いポリウレタンは直径+3mmまでが目安

一方ポリウレタン製のコンドームは、伸びのよさややわらかさといった点では、少々引けをとっています。やわらかいコンドームに慣れていると、着けるときも手間取ってしまうかもしれません。 フィット感を感じる目安は、先ほどのラテックスやイソプレンラバーよりも狭く、直径+3mmくらいです。やや使いずらさを感じるかもしれませんが、安全性においては他の2つと同等ですのでご安心を。 ポリウレタンの特徴は、なんといっても薄さです。薄いコンドームのメリットは、語らずとも知られていますよね。パートナーのぬくもりをより近くに感じられるので、サイズさえ合えば、こちらも安全にセックスを楽しめますよ。

サイズが合っていないコンドームを選ぶデメリット3つ

サイズが合っていないコンドームを選ぶデメリット3つ 避妊や性感染症予防に使われるコンドーム。手軽に使えるからといって、サイズ選びを怠ると、目的の効果が十分に発揮されない可能性が高くなります。 そこでサイズが合っていないコンドームを選ぶデメリットについても解説していきます。自分とパートナーの安心を守るために、覚えておいてほしいポイントは3つです。

①コンドームが破れたり外れることがある

サイズが合っていないコンドームのリスクで、最初に思い浮かぶのではないでしょうか。特に、大きすぎるサイズのコンドームが、使用中に外れてしまうといったケースを想像すると思います。 もちろんこのパターンもあり得るのですが、筆者が気をつけてほしいのは、サイズが小さすぎるコンドームです。サイズが小さいと、外れる心配は軽減されるかもしれませんが、同時に破れる可能性が上がります。 挿入前や射精前に気付けばまだいいのですが、気付かないまま射精してしまう場合も。コンドームの効果を発揮するためにも、サイズ選びは慎重に行いましょう。

②ペニスが炎症を起こすリスクが高まる

サイズの小さいコンドームを使うと、どうしてもペニスの締めつけは強くなりますよね。その状態でセックスすると、摩擦によって亀頭部分の包皮が引っ張られ、痛みが生じやすくなります。 また細菌などによって痒みや痛みが生じる、亀頭包皮炎と呼ばれる炎症があります。自然に治る場合もありますが、この状態で小さすぎるコンドームを使い続けると、包皮小帯(裏スジ)が裂けて出血する可能性もあります。 ペニスはとてもデリケートな部位なので、普段から清潔にするのを心がけましょう。また、いつもと違った症状があれば、早めに専門機関に相談するのも大切です。

③自分もパートナーもイキにくくなる

サイズ違いのコンドームの使用は、避妊や性感染症への効果が低下するだけでなく、気持ちよさにも影響を及ぼします。しかも自分のみならず、パートナーの気持ちよさも左右してしまうのです。 コンドームが大きすぎる場合だと、ペニスとコンドームの間にあそびができてしまい、圧迫感がありません。グラインドしたときの摩擦が減ってしまうので、パートナーの満足度も下がってしまうでしょう。 小さすぎるコンドームだと、先ほども紹介したように痛みを感じる場合があります。お互いがセックスに集中できるように、ピッタリサイズのコンドームを選びましょう。

コンドームのサイズ選びに苦労した人たちの声

最初のうちは自分にピッタリのコンドームを選ぶのは、苦労するかもしれません。そこでSNS上で集めた先人たちの声を、コンドームのサイズ選びの参考にしてみましょう。 そういえば高校生までの性教育で、コンドームの選び方までは教わらなかったのを思い出しました。若ければ若いほど、コンドームを買う場所も限られてくるので、サイズ違いは大いに起こりそうですよね。 こんな声もありました。コンドームを買うとなったら、とりあえずMサイズを買いますよね。しかし竿がMサイズでも亀頭がそうでない場合があります。やはり事前にサイズを測るのが、賢明かもしれません。 こちらはツイート主ではありませんが、コンドームが破れて避妊に失敗してしまったエピソードです。筆者はこれまでに、コンドームが破れた経験はありませんが、もし経験したらトラウマになってしまいそうです…。

サイズ別におすすめのコンドームを紹介

これまで正しいコンドームのサイズ選びや、素材の違いについて紹介してきました。それを踏まえて、最後におすすめのコンドームをサイズ別に紹介します。 安全性はもちろん、パートナーのぬくもりを感じられるものなど、使い心地にもこだわって選びました。気になるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

①Sサイズでおすすめは「ジャストフィットTIGHT」

ジャストフィットTIGHT
引用:NLS
メーカー 不二ラテックス
直径 34mm(最小径29mm)
価格 1,364円(12個入り)
ズレも締めつけも気にならないフィット感!
Sサイズにおすすめなのが、不二ラテックスのジャストフィットTIGHTです。 ジャストフィットTIGHTの特徴は、着けてみるとわかるタイトな着け心地。キツすぎず、それでいてズレない密着感で、自分もパートナーもまるで着けていないかのような感覚を味わえます。まさに、ジャストフィットと呼ぶにふさわしいコンドームです。 Mサイズのコンドームでゆるさを感じる人、ペニスが細身の人に特におすすめです。また普段はMサイズで問題ないが、もう少しフィット感が欲しい人も一度試してみる価値はあるかも。

②Mサイズでおすすめは「サガミオリジナル001」

サガミオリジナル001
引用:NLS
メーカー サガミ
直径 36mm
価格 1,320円(5個入り)
コンドームの常識を変えた究極の薄さ!
発売された当初、品薄状態が続きプレミア価格がつくなど、コンドーム界に激震を走らせた商品です。究極の薄さ0.01mmを実現した有名コンドームなので、誰もが目にした経験があるでしょう。
これに慣れてしまうと、普通のゴムが使えなくなっちゃうんですよねぇ…(笑) ゴム臭さがなく、何と言っても「温かさ」がダイレクトに伝わること! これが0.01㎜の良さだと思います。 本当に、生とほとんど変わらない感覚です。
引用:NLS
サガミオリジナル001のよさを、余すことなく語ったレビューがこちらです。他のコンドームに比べるとややお値段は張りますが、まるで生でしているかのような感覚は、病みつきになること間違いなしです!

③Lサイズでおすすめは「SKYN ラージ」

SKYN ラージ
引用:NLS
メーカー 不二ラテックス
直径 38mm
価格 1,298円(10個入り)
付けているのを感じさせない馴染みのよさ!
高級感溢れるパッケージが特徴のSKYN。ラテックスでもポリウレタンでもない、イソプレンラバーは新素材として注目を集めています。
当たり前ですが、SKYNの品質はそのままに、径が太くなったものです。SKYNはもっちりなめらかで最高です。 パリパリ感やビニール感がなくて良いです。アナルに使うのに最適なくらいですから、ヴァキナにもとても優しい使用感です。
引用:NLS
「素肌のような自然な安らぎ」を謳っているだけあり、そのやわらかさを評価する声が多かったです。やわらかさが特徴の素材なので、着けやすいといったレビューも目立ちました。 またSKYNラージには、女性からの高評価レビューが多く、男女共に指示の高さがうかがえます。ますます進化していくであろう、イソプレンラバーを体験して損はなしですよ!

④XLサイズでおすすめは「メガビッグボーイ」

メガビッグボーイ
引用:NLS
メーカー オカモト
直径 46mm
価格 1,520円(12個入り)
安心も感度も諦めない日本最大級コンドーム!
コンドームが根元まで入った経験がない人に、強くおすすめしたいのがオカモトのメガビッグボーイです。直径は46mmで、日本最大級の大きさのコンドームといえます。
使ってみてジャストサイズでびっくり。先が少し大きくなっている形なので、亀頭の圧迫感が少なくて、でもずれにくい、非常に良い装着感でした。
引用:NLS
亀頭への圧迫感に関するレビューは、かなり多い印象でした。しかしそれでいてズレるのも防げるので、満足感はかなり高いといっていいでしょう。 またこのサイズのコンドームとなると、見つけるのも一苦労なので、ネット通販をうまく活用するといいかもしれません。大きめサイズで、今までしっくりくるものがなかった人はぜひ試してみてくださいね。

コンドーム選びはサイズを知るところから!最適なコンドームでより良いセックスを

今回はコンドームのサイズの選び方を解説しました。また素材ごとの特徴や、サイズ別のおすすめのコンドームも紹介しています。 コンドームを着ける大切さはわかっていても、どう選べばいいのかは、自分で調べないとなかなかわかりませんよね。この記事を読むまで、わかったつもりで選んでいた人も多かったのではないでしょうか。 筆者は個人的にコンドーム選びは、女性がブラジャーを選ぶのと同じだと思っています。まずは自分のサイズを知り、それに合ったものを着けるのが大切なのは、コンドームも一緒ですよね。 サイズのみならず自分に合った素材や、好みの素材が見つかれば、よりセックスが充実します。パートナーの意見も聞きつつ、一緒にコンドームを選べば、また違ったコミュニケーションがとれますよ。 今回の記事を参考にしつつ、コンドームのサイズ選びで迷う人がひとりでも少なくなるのを願っています。以上、風俗部編集部がお届けしました。 ◯関連記事 ・コンドームは100%安全ではない!避妊に失敗しない商品選びと正しい使い方を解説コンドームには4種類のタイプがあるって知ってた?目的に合ったコンドームの選び方