【業界の裏側を暴露】デリヘルとヤクザがつながっているのは本当か?
173 views
記事の目次(クリックで表示)
ヤクザと関わりのあるデリヘル店は少ない!昔とくらべ圧倒的に減っている
映画・漫画などで、デリヘルを経営するヤクザがよく登場します。デリヘルだけでなく、風俗店はヤクザと関係があると疑う人は多いでしょう。
しかし実際には、デリヘルとヤクザの関係は非常に薄いといえます。SNSにもデリヘルとヤクザの関係を、否定するコメントがありました。
大阪だけでなく少なくとも主要都市にある大手のデリヘルは、ヤクザと関係がないと考えていいでしょう。 しかし下記のような投稿を読むと、ヤクザとデリヘルを結びつけたくなります。正直デリヘル開業してもヤクザがケツ持ちさせろーとか言うてくる事はない>大阪は他の都道府県では未だに存在する地域もあるみたいヘブンの営業の人が言ってたけど大阪では毎年300件新規店が生まれては1年で200件以上が廃業してる現実がある
— でびっ@本気出したら帰国したくなった件 (@debikingz) September 13, 2020
このツイートをパッと読むと、デリヘル店はヤクザからよく脅されると思われがちです。 しかしデリヘルとヤクザの関係が薄い理由が、ここにもはっきり書かれています。どういうことでしょうか? デリヘルとヤクザの関係が、なぜほとんどないといえるのか?しっかり解説します。暴力団がデリヘル業者にみかじめ請求したことが不法行為になった裁判例読んでいるんだけど,ヤクザが「けつ持ちどこや? みかじめ払ってるか?」というのに,デリヘルが「けつ持ちは広島中央署です」と答えるやり取り好き(広島地裁30.5.30)。確かに,そうかもしれない…。
— たかしRX (@yst64) January 22, 2019
そもそもヤクザとはどのような人を指すの?
ヤクザとは誰なのかが分からないと、デリヘルとヤクザの関係を考えられません。ヤクザとは、一般的には暴力団組員です。
しかし暴力団組員と実際に話をした経験がある人は、ほとんどいないでしょう。ではヤクザは世の中から、いなくなったのでしょうか。
実は暴力団とは別の形態で、ヤクザな人たちがどんどん身近になっているのです。まずはヤクザな人がいる組織の名称について、簡単に整理しましょう。
指定暴力団
ヤクザは広い意味で使われる言葉ですが、指定暴力団の構成員がまず思い浮かびます。 1992年に制定された暴力団対策法に基づき、都道府県公安委員会が指定した組織が指定暴力団です。 現在は六代目山口組・稲川会など、全国の25団体が指定暴力団とされています。構成員は全体で、1万2千人弱です。 指定暴力団の構成員がデリヘルに用心棒代を要求すれば逮捕され、デリヘルを経営しようと警察に申請しても却下されるでしょう。 従ってデリヘルと指定暴力団のヤクザが、直接的にかかわる可能性は低いといえます。半グレ
半グレとは指定暴力団ではない、犯罪組織の通称です。暴力団対策法の対象外で暴走族OBや地域の不良仲間などが母体の組織が多く、実態はつかみにくいといわれます。 オレオレ詐欺などは半グレの有力な収入源と見られ、違法風俗店などの経営に半グレが関わっているとの噂も絶えません。半グレは新しい形態のヤクザといえるでしょう。 半グレを警察は準暴力団と呼び対策していますが、警察に解散届を提出し地下に潜るなど、イタチごっこのような状況も見られます。 しかし半グレのメンバーを警察が敵視しているのは事実。デリヘル店からみかじめ料を徴収したり、客に法外な料金を請求すれば恐喝罪が適用され摘発される可能性が高いのです。反社会的勢力
反社会的勢力を略して反社といいます。指定暴力団や半グレも含まれ、広い意味での犯罪集団です。 反社はヤクザでイメージする人物像とは違いますが、近年では一般人にも身近な存在になりつつあります。 しかし反社が一般人の身近になっても、デリヘルにヤクザな人たちが近づくきっかけにはなっていないのです。 それはデリヘルとヤクザ、どちらとも近づくとメリットはなく、むしろデメリットが多いから。どういうことでしょうか?以下の章で解説します。デリヘルがヤクザとつながるデメリット
デリヘルのようないかがわしい商売の裏には、ヤクザがいると思われがちです。けれどデリヘルがヤクザと関係性を持つと、メリットはほとんどなくデメリットは多くあります。
簡単にいえばデリヘルは警察の許可が無いと営業できず、ヤクザは警察がもっとも敵視している相手だからです。デリヘル店はヤクザと交流すると、警察の敵になってしまいます。
それ以外にも様々なデメリットがあるので、詳しく解説しましょう。
ヤクザと関わった事実が判明すると営業停止に追い込まれる
デリヘル店を開業するには「無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出書」を、所管の警察署に提出しないといけません。 デリヘルに限らず、風俗店を管理・監督するのは警察です。警察は前述のとおり、暴力団や半グレなどのヤクザから市民を守る義務があります。 警察に許可されて営業しているデリヘル店が、ヤクザの資金源になっていたら。そのデリヘル店をつぶすのが警察の役割です。 ヤクザに金銭を支払っているデリヘル店の経営者も、暴対法違反で逮捕できます。ですからデリヘル店は、ヤクザにうかつに近づけないのです。ヤクザに払う経費で利益が圧迫される
デリヘル店はヤクザの圧力で、みかじめ料を支払う。あるいはヤクザの経営する業者から、コンドームやローションなどの備品を買わされるかもしれません。 ヤクザの業者ですから格安で備品が買える訳がなく、デリヘル店の利益を圧迫します。それでもデリヘルが儲かればいいですが、現実は甘くないのです。 新規デリヘル店の9割は、1年以内につぶれるとの調査結果もあります。デリヘルは元々、濡れ手で粟のようなおいしい業種ではありません。 儲からないデリヘル店につきまとって、ヤクザが逮捕されるほどのリスクを負うのか。冷静に考えると、デリヘルとヤクザの双方にデメリットばかりの関係に見えます。口コミなどに悪い評判を書かれる
デリヘルの事務所にヤクザと分かる人物がいたり、電話口でボーイの言葉遣いが乱暴だったら、すぐ悪い噂がネットで拡散します。 今はスマホでデリヘルを検索する人がほとんど。口コミでヤクザとの関係を指摘された時点で客が激減し、そのデリヘルは廃業するしかありません。デリヘル嬢が集まらなくなる
ヤクザが関係している場合、客が気づかなくても、デリヘル嬢に気づかれたら嬢が集まらなくなるでしょう。 当たり前ですがデリヘル嬢は客以上に、デリヘル店の評判を気にします。稼ぎに直結しますし、ヤクザがらみでは身の安全が保証されません。 求人サイトでしっかり情報を集めて、応募する嬢がほとんどです。求人サイトでヤクザがからんでいると口コミされたら、全く嬢が集まらなくなるでしょう。 このようにヤクザと関わるとデリヘル店にとってはデメリットばかりで、メリットはありません。しかし少数ですが、ヤクザと関係があるデリヘルもあります。 次章以降で、ヤクザが関わっているデリヘル店の特徴を解説しましょう。ヤクザが関わっているデリヘルもごくわずかだが存在
デリヘル店にとってはヤクザと付き合うと、警察を敵に回す可能性が高く、利益も圧迫されデメリットしかありません。
ヤクザにとっては警察ににらまれた挙句、稼ぎは少なくこちらもデメリットしかないのです。
しかしヤクザと関わりの深いデリヘルも、ごく少数ですが存在します。ポイントは違法なデリヘルなのかです。どういうことでしょうか?
ヤクザが関わっているデリヘルの特徴
ヤクザとの関わりが疑われるデリヘルは、どこで見分けられるでしょう?違法なデリヘル店を選ばないのが、ヤクザと関わりのある店を見極めるために大切です。
でも違法かどうか、どうしたらわかるでしょう?違法なデリヘルかそうでないか、完璧に見極める方法はありません。
しかし選び方を間違えなければ、ヤクザと関わりのあるデリヘル店を選ぶリスクは限りなく低く抑えられます。どこを見ればいいのか?以下でしっかり解説しましょう。
届け出をしておらず無許可で営業している
デリヘル店の営業を開始するとき、警察への届け出が義務付けられています。「無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出書」を最寄りの警察署に、提出しないといけません。 しかしヤクザが提出しても、警察ですから受理される可能性は低い。ですからヤクザが関わるデリヘル店は、届け出をせず無許可で営業するケースが多いのです。 デリヘルのHPを見ると、以下のような記載がページの下部に見られます。 ・東京都公安委員会営業許可店 届出確認書番号 第〇〇〇号 ・法規定により届出しております など 正しい情報だけが、デリヘルのHPに記載されているとは限りません。しかし届け出について、何も記載していないようなデリヘル店は注意しましょう。ピンクチラシで集客をしている
ピンクチラシとは電話ボックスの中に貼られた、風俗店のチラシです。電話ボックス以外では、アパートの郵便受けに入れられたり電柱に貼られたりします。 なぜヤクザに関わりのあるデリヘルがピンクチラシを使うのか?それはネットの広告サイトに掲載できないからです。 ネットの広告サイトに掲載するには、「無店舗型性風俗特殊営業届出確認書」の提示が求められます。したがって無許可営業のデリヘルは、広告サイトに掲載できないのです。 ですから電話ボックスに貼ってあるピンクチラシのデリヘルで遊ぶと、ヤクザが経営しているデリヘルに当たる確率が上がります。本番できると書かれた口コミが目立つ
デリヘルで本番はできるのか?良く話題になりますが、日本で本番が許されている風俗店は、一部の地域を除きソープランドしかありません。 それ以外での本番は、すべて違法行為。ですから口コミで本番OKと大々的に宣伝されるのは、デリヘル店にとっても警察の目が気になり困るのです。 しかしヤクザが経営している違法なデリヘル店は、届け出していません。一時的に儲かればいいので、本番を積極的にアピールするため口コミを書きこむかもしれないのです。 デリヘルで本番できたら、最高だと思ってしまいがち。ですが裏でヤクザが暗躍している可能性があり、注意したほうがいいでしょう。デリヘルからヤクザを匂わせる発言をされたらスグに警察へ!
デリヘル店を使うとき、ネットで検索して大手のデリヘル店を選びルールを守れば、ヤクザと関わる心配はほとんどありません。
それでもデリヘルを使って、ヤクザにからまれる可能性は0%とはいい切れないです。特に夜の繁華街で、ほろ酔いでデリヘルを使ったときなどは可能性が高まります。
例えば法外な料金を請求されたり、デリヘル嬢と一緒にヤクザ風の男が現れたりしたら、まずは身の安全を確保しましょう。
ホテルから脱出し人通り多い通りまで逃げ、110番通報します。相手がヤクザなら、警察が必ず介入してくれます。
相手がヤクザでないと積極的に介入してくれないかもしれませんが、少なくとも暴力沙汰を避けられます。
ヤクザとの関係性が深いほど、警察の介入を嫌がるはずです。ヤクザの存在を匂わされたら、ためらわず110番へ通報しましょう。




