正常位が難しいのはなぜ?原因と解決法を解説

セックステクニック(男性編) PR

正常位はセックスにおいて基本と言える体位です。 どんな人でも初体験はだいたい正常位ですし、恋人や奥さんなどパートナーと愛し合うのも正常位が一般的。 そんな正常位ですが、真剣に気持ち良くやろうとすると結構難しいですよね。意外と動きに制限があって、なかなか上手くできないと思う人は少なくありません。 そこでこの記事では、正常位を難しいと感じる原因と解決法を徹底解説します! 実践的なテクニックをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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正常位が難しいのはなぜ?男が直面する5つの理由

正常位はセックスの基本と言っても過言ではない体位です。とてもオーソドックスなので簡単…と思いきや、パートナーと一緒にちゃんと気持ちよくなろうとすると意外と難しいもの。 多くの人が正常位でつまずきがちな5つの理由をご紹介しましょう。

理由①:体力と柔軟性の不足

言うまでもありませんが、男性も女性も体格は人それぞれ。正常位はシンプルな体位ですが、体格差に合わせて最適なポジションを見つけなければいけません。 このポジション探しが結構クセモノです。ピッタリの位置を見つけるには、ある程度の体の柔軟性と筋力が必要。たいてい男性の方が大柄なので、男性側の負担が大きいです。 さらに長時間同じような態勢をキープしないといけないのもネック。 普段から体を鍛えるなどして体力や柔軟性を養っていないと、正常位の行為中・行為後に疲労感や筋肉の張りが残ることがあります。

理由②:心理的プレッシャー

意外と無視できないのが心理的プレッシャー。オーソドックスな正常位だからこそ、絶対失敗できないと不安感を抱いてしまうのです。 「簡単だから失敗できない」 「上手くリードしないといけない」 「気持ちよくなくてパートナーが不満に思うのでは」 いろいろ考えすぎてしまった結果、ギクシャクしてしまう人が少なくありません。思うように動けないから不安感が増して、それでより一層ぎこちなくなって…とどんどん悪循環していくわけです。

理由③:パートナーとのズレ

正常位に限りませんが、肉体的精神的にパートナーとズレがあると上手くいかないものです。理由①や②とも少し関連しますね。 1番大きいのはやはり体格差。男性が高身長で女性が小柄な場合、どうしても噛み合いが悪くなります。 職業や性差による、生活リズムの違いも無視できません。一方がセックスに乗り気でも、もう一方が疲労困憊ではどうにもなりませんからね。 そしてそもそも、コミュニケーション不足なケースもあります。 お互いの要望を素直に伝え合わない、希望を口にしないから正常位で気持ちよくなれなくて苦手意識が強くなる…ということがよくあります。

理由④:知識と経験の欠如

正常位はセックスのシンプルな体位ですが、正しい知識と実践経験がなければパートナーを満足させられません。 もし正常位のことを、女性に覆いかぶさって挿入するだけのセックスだと思っているなら大きな間違いです。それはあくまでも前提で、基本的な腰使いを知らなければいけません。 セックスをするベッドの位置や高さ調整、挿入前の前戯。ピストンや円運動、挿入の角度や深さ。これらを組み合わせた上で、挿入してパートナーの気持ちいい部分を刺激する必要があります。 こういった知識が欠けていると正常位が上手くいかなくて、簡単なはずなのに難しいと感じる原因となるのです。 〇関連記事 ・正常位の正しい腰の振り方を解説【ヤリチンが伝授】

理由⑤:生活習慣の影響

肉体と精神は切っても切り離せません。生活習慣の影響でどちらかに異変が起きると、セックスどころではなくなります。 現代人でよくあるのが仕事のストレスや睡眠不足、運動不足の3つです。3つのうちどれか、もしくは複数が重なると悪影響が出てきます。 具体的にはやる気の低下です。何に対しても意欲が湧かなくなって、どんな些細なことにも心理的な障害を感じるようになります。これによって簡単な正常位すら難しくなるわけです。

正常位の苦手意識を克服する!実践テクニック10個

正常位の苦手意識を克服するには、まず自分に合った正しいやり方やコツを知る必要があります。 ここからはすぐに試せる、正常位の実践的テクニックを10個ご紹介しましょう。

①:枕やクッションで姿勢の調整

プレイ前に女性の腰に枕やクッション(布団でもOK)を差し込み、挿入しやすいように姿勢を調整しましょう。 痩せ型で小柄な女性や膣が下付きな女性だと、角度的にスムーズな挿入をできない場合が多いです。 そこで枕やクッションの出番。枕などで女性の腰を上向きに調整すれば、動きづらさをある程度軽減できます。 個人差があるので一概には言えませんが、簡単かつ効果的なので試してみて損はありません。

②:挿入前にしっかり前戯を行う

正常位をする前には、クンニや愛撫などの前戯で膣をしっかり濡らしましょう。 セックスで失敗する理由の1つに、膣内の潤い不足があります。充分濡れていないとスムーズに挿入できないだけなく、性器同士が擦れて痛みを感じるケースが少なくありません。 しっかり前戯して愛液を分泌させることで、そんな事態を防げます。前戯が適度な準備運動になって体が温まり、リラックス効果で感度アップも期待できますよ。 前戯で女性の体の状態を把握し、次の③での微調整をしやすいのも利点です。

③:膝や腰の角度を変える

挿入後の腰使いでは、膝と腰の位置をコントロールして角度を調整しましょう。 正常位は基本的な体位だけに、動きが単調になりがち。①と②で姿勢や前戯を行っても、考えなしに腰振りするだけでは男女ともに気持ち良くなりません。 膝や腰で挿入の角度を微調整して、ちょうどいいポイントを探しながらピストンしましょう。円運動するのも効果的です。 また長時間する場合はどうしても疲労が溜まるので、膝で支えるのを意識すると多少楽になります。

④:コミュニケーションしながら行う

正常位以外の体位にも言えますが、プレイ中は黙らずに積極的に話しかけましょう。 セックスは突き詰めると、子作りの作業です(避妊していたとしても)。特に正常位は動きに変化をつけづらいため、作業的になりがち。 お互いの気分を高める意味でも、なにか話ながらプレイするのが重要です。 女性の気持ちいいポイントを会話で聞き出し、③の微調整に活かすと◎。 なおセックスと無関係な雑談では、気が散って逆効果になります。言葉責め風にするなど、コミュニケーションもプレイの一環だというのを心がけましょう

⑤:ペースをコントロールする

長時間のプレイでは特に重要になりますが、腰振りはちゃんとペースをコントロールしましょう。 セックスの経験が浅い人に多いのが、がむしゃらにピストンしてしまうこと。焦って腰振りしても女性は気持ち良くなるどころか痛いだけですし、仮に気持ち良かったとしてもすぐ疲れてバテてしまいます。 挿入後すぐはスローが基本。ゆっくり始めて無理せず早くしていき、しばらくしたらペースを落として…とスローペースとミドルペースを繰り返す感じで行いましょう。 ハイペースは何度もパートナーとセックスして完全に体が馴染んでから、フィニッシュのタイミングを合わせる時以外NGだと考えた方がいいです。

⑥:プレイ中に目を見てボディタッチ

正常位を上手くできるか気になるからと言って、女性を放っておいてはいけません。可能な限り相手の目を見つめて、常に体に触れましょう。 技術的なことに気を取られていると、結果として肝心のパートナーがないがしろになってしまいます。 はっきり言うと真正面から向かい合う正常位では、小手先の技術より肉体的精神的触れ合いのほうが重要です。 多少ヘタでも気持ちで充分カバーできます。深い愛情で心が満たされれば、正常位の満足度がグッとアップしますよ!

⑦:呼吸を意識してたまに深呼吸する

正常位を含めてセックスを長時間できない人は、プレイ中の呼吸を意識しましょう。一定のリズムの呼吸を行い、たまに深呼吸すれば持久力が伸びます。 呼吸が早くなるのは、無意識に興奮している証拠です。別に悪いことではないのですが、興奮しすぎると絶頂が早まってしまいます。 そこで大事なのが呼吸。普段と同じリズムの呼吸を意識すれば、興奮を最低限に抑えられます。深呼吸すると気分をリフレッシュして少し冷静になれるので、さらに効果が高いです。 正常位以外でも使えるテクニックなので、射精の予兆を感じたらとりあえず深呼吸してみましょう。

⑧:筋トレで体力をつける

⑦を試してもまだ早漏気味な方は、そもそも筋肉が足りないのかも知れません。筋トレで鍛えて体力をつけましょう。 筋力・体力と、射精まで長持ちさせる持続力は大いに関係があります。 特に重要なのはPC筋のトレーニング。PC筋は骨盤底筋や恥骨尾骨筋とも呼ばれる部位で、排尿と勃起に深く関係しています。 PC筋を鍛えれば勃起力がアップ、同時に尿道を締める力も強くなるので持久力アップにも有効なのです。 PC筋は肛門周辺に繋がっている筋肉なので、肛門に力を入れたり緩めたりする動作を繰り返せば鍛えられます。 10回1セットとして、1日4セットすれば1ヶ月ほどで早漏や持続力を改善可能です。

⑨:さりげなく女性の肩を片手で押さえる

どうしても正常位のピストンで手ごたえを感じない場合、左右どちらでもいいので片手で女性の肩を押さえるのもおすすめです。 正常位は激しい動きをしない体位ですが、ピストンなどをする間に女性の体が動いてしまうことがあります。 体がズレると枕などの調整の意味がなくなる上に、腰振りが上手くいかなくなって困ることが多いです。 女性の肩を押さえると、体のズレを防げます。思った通りにピストンできるため、片手で押さえるのと押さえないとではだいぶやりやすさが変わりますよ。 ただし手に力を入れすぎると、女性が痛くなるので注意。

⑩:体位をアレンジする

正常位にはいくつかバリエーションがあるので、体位をアレンジするとその変化がいい刺激になります。 たとえば伸長位。女性が足を閉じて、まっすぐ伸ばした状態の股間に挿入する体位です。普通の正常位より動きづらいですが、膣の締まりと密着感が良くなります 女性が膝立ちの男性の肩に足をかける屈曲位(深山とも言います)もおすすめです。少しアクロバットな体勢になりますが、締め付けと性器の当たるポイントが変わってGood。 他には正常位そのものは変えずに、アダルトグッズを使う手もあります。体格差がありすぎるなど、体位のバリエーションを試せない方はこちらのほうがいいでしょう。 アダルトグッズを使うなら、ローター系がベストです。上半身の愛撫にも下半身の愛撫にも使えます。

正常位が難しいと思うメンタルを打破する方法

正常位を難しいと感じる理由や苦手を克服する方法を知っても、1度染みついてしまった苦手意識はなかなか消えません。 しかし、苦手意識は心の持ちようでなんとでもなります。ここからは正常位への苦手意識を打破する方法をご紹介しましょう。

①:「正常位が難しいのは俺だけじゃない」と認識

何かに対する苦手意識は、誰かと共有したり共感したりすることで克服できます。 苦手意識は「自分だけが駄目なんだ」と思い込み、自分からハードルを上げている状態。同じ悩みを持つ人と共有・共感すれば、自分を客観視できるようになって心理的ハードルが下げられます。 手っ取り早い解決としては、SNSなどで同じように困っている人の投稿を読むこと。「自分だけじゃない」と認識すれば、心理的な負担が軽くなります。

②:パートナーとの信頼関係を築く

当たり前ですが、1人でセックスはできません。パートナーがいてこそ成立します。そしてパートナーは敵ではなく味方です。 格好をつけたくなる気持ちはわかりますが、苦手なことや不安感を打ち明けて相談することも重要。 思いが通じて信頼関係を築けば、正常位だろうと他のことだろうと苦手意識は自然と消えてなくなります。 セックスは2人の共同作業です。時にはパートナーを信頼して頼りましょう。

③:「セックスを楽しむ」気持ちを忘れない

苦手を克服する特効薬は、苦手ではなく好きになることです。 苦しくてつらいと思うから苦手意識が芽生えるわけで、楽しくて気持ちいい!と感じるようになれば積極的に取り組めるようになります。 真剣な子作りは別ですが、セックスは肉体を使ったパートナーとのある種のレクリエーション(娯楽)です。 レクリエーションで緊張してたら、エンジョイできるわけないですよね。ぜひ「セックスを楽しむ」という気持ちを忘れずに、パートナーとのひと時をエンジョイしてみてください。

正常位がスムーズにできる!生活習慣の改善方法

体力不足などで正常位をスムーズにできない方は、まず体作りから行うべきです。体を鍛えれば体質が改善し、気分も上向くのでメンタルにも良い影響があります。 ここからは正常位を楽しめるように、健康的な生活習慣をご紹介しましょう。

①:運動で体を鍛える

筋トレや有酸素運動など、体を動かすトレーニングならどんなものでもOK。すぐに実践できて効果の大きいものをいくつか挙げていきます。 まずはスクワット。下半身は体全体で見ても筋肉量が多い部位なので、ここを鍛えるだけでも持久力アップに繋がります。PC筋を意識すればさらにGood! 体幹を鍛えるのはヨガもいいですが、ちゃんとした指導もないのにヨガポーズを取るのは難しいです。そこでおすすめなのがプランク。 プランクは両肘を直角にして床について、腕立て伏せの姿勢を維持するだけです。背筋をまっすぐ伸ばすのは意外と大変で、体幹を鍛えるのにうってつけ。 プランクは1回20秒を朝昼晩に分けて1日3回行うだけで済むので、忙しい方でも続けやすいでしょう。 他には有酸素運動として、30分程度の散歩やジョギングを週3回くらい行うと体質改善できますよ。

②:栄養でスタミナを補給

1日に必要な栄養はバランスの取れた食事で摂取するのが理想ですが、実際にはなかなか難しいです。そこで便利なのが栄養補助食品、サプリメントです。 薬のようで薬ではないサプリメントは、不慣れだと少し拒否感があるかも知れません。日本で流通してるサプリメントは基本的に安全ですし、不足しがちな栄養を補うだけならなんの問題もないです。 ①の運動と合わせてタンパク質を摂るならプロテイン。筋トレがメインの方はホエイプロテイン、ダイエットがメインの方はカゼインプロテインかソイプロテインがおすすめですね。 勃起改善、性欲増進には亜鉛とビタミンB群やビタミンDが有効。亜鉛は結構有名だと思いますが、ビタミンを摂るのも大事です。 いずれもスタミナアップに効果がありますが、サプリメントはあくまで補助なので摂り過ぎに注意してください。健康にいい食事を1日3食しっかり食べましょう。

③:ストレスと睡眠を管理

ストレスと睡眠不足は健康の大敵です。仕事中のストレスはある程度仕方ない面もありますが、睡眠不足はセックスどころか寿命に直結するので本当に気をつけてください。 仕事のストレスを抱えっぱなしだと、常にイライラして落ち着きません。睡眠不足は認知能力を低下させ、集中力を失わせます。どちらも気持ち良く正常位する時の邪魔です。 趣味で気分転換するのが難しい場合、心を落ち着ける瞑想やストレッチでストレスを解消しましょう。気を散らさないためにスマホの電源をOFF(または機内モード)にするのをお忘れなく。 ①の筋トレも継続して続ければストレス発散になります。 睡眠時間は最低でも1日7時間、できれば8時間は取るべきです。 最新の研究によれば1日5時間睡眠を1週間続けると、日中の仕事中のパフォーマンスが徹夜明けとほぼ同じ状態になることがわかっています。当然体にも悪いです。 健康のためにもストレスと睡眠をしっかり管理しましょう。

正常位で失敗しない!彼女とのコミュニケーションの取り方

正常位中はパートナーとのコミュニケーションが大事…とは言っても、具体的になにを話せばいいのか困りますよね。 そこでここでは、セックス中にした方が良い話題の例をご紹介していきます。

①:反応を見ながら言葉で確認

セックス中はできるだけ女性を見ること。観察までは行かないまでも、様子をうかがって「どこがいい?」「ここが気持ちいい?」と確認しましょう。 感じた時の反応は個人差が大きいです。わかりやすくヨガる女性もいれば、わかりづらい女性もいます。 そのため正常位のピストンで反応を見ながら、たまに言葉に出して聞くのがベスト!素直に気持ちいい場所を答えることで気分がアガって、信頼関係が深まります。 注意点としては、あまりしょっちゅう聞きすぎないことですね。しつこく「気持ちいい?」と聞かれると、かえって雰囲気がだいなしになります。

②:男性側からも「気持ちいい」と伝える

正常位は男性主体の体位なので、当然女性は受け身。そうなると女性はどうしても、相手…つまりあなたの状態が気になってしまいます。 「自分はいいけど彼はどうなのかな」 「気持ち良くなれてるのかな」 などが気になって、正常位に集中できなくなります。 セックスはパートナーと一緒に気持ち良くなるものです。男性側からも積極的に、どんな風に気持ちいいかを伝えましょう。 言葉で聞くと女性は安心できますし、自然な流れで①のどこが感じるか聞きやすくなるメリットもあります。

③:愛を素直に伝える

日常生活で思いを言葉にするタイミングはなかなかないですが、セックス中なら愛を伝えやすいです。 複雑な表現は必要ありません。「愛してる」や「好き」、日頃の感謝などを素直に言い合いましょう。 言葉にすることで絆が深まって、ラブラブな雰囲気になりますよ。 思いを伝えるのは信頼関係を築けるだけでなく、①と②のコミュニケーションの合間にできてしまう「会話の間」を埋められます。

まとめ|苦手意識を克服して正常位のセックスを楽しもう!

今回は正常位が苦手な方に向けて、難しい理由や実践的テクニックなどをご紹介しました。 正常位はシンプルだからこそ奥深い体位なので、ちゃんとしたやり方を知らない男性は意外と多いです。苦手意識を持っている方も珍しくありません。 しかし、ご安心ください。正しい正常位の方法や体質改善、パートナーとコミュニケーションを意識すれば必ず克服できます。 この記事でご紹介した内容がきっと役に立つので、参考にして試してくださいね! 以上、風俗部編集部がお届けしました。 ◯関連記事 ・セックスの面白い体位10選|今夜シテみたい映える体位を厳選!正常位の種類・全17種のやり方を解説