テクノブレイクってどういう意味?オナニーと突然死は関係しているのか解説
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オナニーのやりすぎは要注意?テクノブレイクの意味
テクノブレイクとは、オナニーのやりすぎて死んでしまう意味です。過度なオナニーにより性ホルモンが過剰分泌され、生命機能に重大な影響が出る事が原因とされています。
「テクノ」は「技術、手技、技巧」などを表すギリシャ語の「Techne」を語源とし、手業による崩壊(ブレイク)で「テクノブレイク」と呼ばれたと思われます。
射精は動物にとって非常にエネルギーを消費する行為で、野生動物にとっては交尾直後は最も危険で狙われやすいタイミングと言われています。
生命エネルギーを放出しすぎて、力尽きてしまう状態と言えるでしょう。
しかしテクノブレイクに医学的な根拠は一切なし
若い男性世代を中心に都市伝説として語られる「テクノブレイク」ですが、医学的な根拠は全くありません。そもそもテクノブレイク自体がネットスラングで医学用語ではありませんから、あくまで噂。
大元はネットの風俗情報サイトで「オナニーしすぎた男性が死亡」との記事が出回り、2ちゃんねるなどで広まったとされています。「テクノブレイク」の言葉は、19世紀のアメリカで既に使用されていたそうですね。
いかにも若い男性に流行りそうな都市伝説ですので、国境や世代を超えて語り継がれているのでしょう。
テクノブレイクじゃなくてもオナニーで死ぬ可能性は十分にある
テクノブレイク自体は都市伝説ですが、実はオナニーで死ぬ危険性は十分にあります。オナニー中に死ぬ事をテクノブレイクと呼ぶなら、あながち間違いではない可能性も。
オナニーで死んでしまう危険性について、医学的根拠を解説します。
セックス中に血圧が上昇して突然死する事例は多数あり
実はセックス中に男性が死んでしまう事例は「腹上死」と呼ばれ、世界各地でいくつも報告事例があります。パートナーのお腹の上で死んでしまうから腹上死と呼ばれるのですが、あまりに悲惨な死に方ですよね。 主な原因はセックスの激しい運動による血圧の上昇で、心筋梗塞、脳梗塞などによる血管トラブルが原因です。もともと高血圧や心臓疾患を抱えている方は、特にハイリスクと言えるでしょう。「ドイツの27年間の統計でも腹上死の75%は不倫関係だった」という。不倫相手との性行為の場合、興奮度や背徳感などが影響して血圧や脈拍が過剰に上昇すると考えられ、疾患を抱える人の腹上死を招きやすくなっているセックス中のピストン運動だけでなく、興奮度も血圧が上昇する要因となります。いつもと違うシチュエーションなど興奮しまくる展開では、特にテクノブレイクの注意が必要なのですね。引用:テレ東プラ
突然死のうち約8%はオナニーが原因によるもの
法医学者の上野正彦氏による研究では、性行為中の突然死として報告された事例のうち約8%は、オナニー中だったそうです。夫婦間の場合は長期の出張から帰った晩とか過労気味の場合が多かった。なおオナニーによる死亡も8%見られた。上野氏は30年間警視庁で法務医として勤務しており、その間に500件以上の腹上死を検死したといいます。そのうちの8%がオナニーですから、30年で40件くらいはオナニーで死亡する方がいるようですね。 テクノブレイクとは呼ばれなくても、オナニーのしすぎて死亡するのは、決して珍しい事例ではないのです。
オナニーのやり過ぎは関係ない!潜在的疾患が大きく影響していた
オナニーで死亡する例について紹介してきましたが、あくまでも回数の問題ではないと覚えておきましょう。上記の上野氏の研究においても、突然死の原因は心血管疾患か脳血管疾患のどちらかです。 そして発生するタイミングとしては、旅行や出張から帰ってきた日など疲れている時が最多。またオナニーやセックスの最中に死亡するのではなく、行為後数時間経って就寝中に発症し、救急搬送先で亡くなるケースが多いようです。 このように元々血管系のリスクを抱えている人が、疲労が溜まっている時にセックスやオナニーをすると死亡のリスクが高まりやすいのです。 必ずしもオナニーのし過ぎが原因ではないので、まずは基本の健康体を維持する事を心がけましょう!オナニーによる死亡のリスクを減らす方法5つ
オナニーで死亡してしまうのは、元々の血管系リスクが原因。ならば安心安全なオナニーライフを続けるためにも、健康リスクは極力減らしておきましょう。
健康についてとやかく言われるのは嫌いな人も多いですが、気持ちよくオナニーするためであれば頑張れる人も多いのでは?血管系リスクを減らす方法を、順番に解説します。




