総理の命取りになりかねない爆弾発言のもみ消しに、官邸が「官僚の風俗通い」をリークか

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「官僚の風俗通い」は官邸がリークしたものだと週刊新潮が伝えた 「加計学園」を巡る文書を流出したのは前川喜平前次官だと朝日新聞の関係者 官邸スタッフは総理周辺が前川氏に人格攻撃を仕掛けるだろうと語ったそう 加計学園疑惑リーク元 読売新聞が異例報道の「官僚の風俗通い」は安倍官邸からの“リーク” 前川喜平・前文科事務次官(62)の出会い系バー通いを報じたのは、読売新聞の5月22日付朝刊だった。新聞メディアでは異例ともいえる官僚の“風俗通い”追及記事だが、これは安倍官邸が主導したものだった。 *** 背景にあるのは、前川前次官が“第2の森友問題”といわれる「加計学園」疑惑報道のキーマンであるとの事情だ。 加計学園が運営する大学の獣医学部新設をめぐり、安倍総理が便宜を図ったとされる文科省作成の文書が流出したのは報道の通りだが、そのリーク元こそ、前川前次官であるという。 「ネタ元は前川さんです」 と明かすのは、加計学園文書の存在を報じた朝日新聞の関係者。 「記事にしたあとに、官邸スタッフから、“安倍総理周辺は、どこかのメディアと組んで前川さんに人格攻撃を仕掛けようとしている。その結果、前川さんの出した文書の信憑性が問われ、丸々報じた朝日も恥を掻くことになるから”と言われました」 官邸が暴露 *** ともすれば政権発足以来の窮地に立たされかねなかった安倍政権が講じた、メディアを用いた防衛策――。5月25日発売の「週刊新潮」では、前川前次官がリークに打って出た理由を解説。問題の出会い系バー利用客の証言と共に、詳しく報じる。 「週刊新潮」2017年6月1日号 掲載 (livedoor)
出会い系バーに出入りしていた理由を、前川前次官は女性の貧困問題を調査するためと説明している。かなり無理のある言い訳だが、この問題の焦点はここではない。 官僚の風俗問題が発覚したのは、官邸が前川前次官を貶めるためにリークしたものだと言うから穏やかではない。 ではなぜそんなことをしたのかと言うと、例の加計学園問題で、前次官が官邸にとって都合の悪い爆弾発言をしたからだ。 その発言の真贋をめぐって国会が揺れているが、官邸側は「出会い系バーなどに出入りするような人間の言うことなど信用できない」という空気作りに必死なのだ。 出会い系バーはあまりなじみがない風俗なので軽く説明すると、女性は何を食べても飲んでも無料、男性は数千円払って入店し飲食する。そして、気に入った女性がいれば店員を通じて同席させてもらう。 ここからは個人的な交渉だ。男女とも、「割り切り」という援助交際が目的だから、あとは金額しだいで話がまとまる。交渉が成立すれば、店を出てホテルなどに向かうというものだ。 前川前次官は、こういう店に何度も出入りしていることが報じられたわけだが、前次官の行動の是非はともかく、その発言の真偽は証人喚問で明らかにされるだろう。 さて、話を本筋に戻そう。 加計学園問題では、獣医学部の新設をめぐって「総理のご意向」だとか「官邸の最高レベルが言ってること」など、今年の流行語大賞にノミネートされそうな文言が飛び交っている。 加計学園の獣医学部新設で総理の裏からの指示があったとされる文書の真贋について、当時文科省の事務次官だった前川氏が週刊文春の取材で「文書は本物」と認めた。 氏によると、「大臣や次官に配布するために高等教育局専門教育課が作成した文書」とかなり具体的だ。 当然野党はこの発言に飛びつき、これまで「そのたぐいの文書は怪文書みたいなもの」と言っていた官邸を追い詰める勢いだ。 加計学園問題では、37億円にのぼる今治市所有の土地が無償譲渡され、さらに獣医学部新設工事費の半分の96億円を愛媛県と市が負担することになっている。 あの森友学園問題がかすんでしまいそうな金額だが、これに総理の関与があったのかが疑惑の焦点だ。森友学園の籠池夫妻とは旧知の間柄だし、加計学園の加計孝太郎理事長とは「腹心の友」と呼ぶほどの仲だ。 総理のこのお友達2人との交流が、かつてないほどの疑惑を呼んでいる。 最初に加計学園の疑惑が出た3月時点で安倍総理は、「私の関与が明白なら辞める」と明言している。ただし、何を辞めるのかは言っていないので、あとで言い換えることも可能な微妙な言い回しだったが、2020年の東京オリンピック後まで続投する気満々の安倍総理。 果たしてどうなるか。