東京オリンピックを控えて風俗取り締まりは強化されているのか?

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 福岡の裏風俗の灯が消えた。福岡風俗といえば中洲ソープランドが有名だが、他にも魅力的な風俗街が存在する。堂々と営業する地域がある一方、人目を避けるようなアングラ風俗も。特に久留米市・花畑の「旅館(=ちょんの間)」は看板さえ掲げずに営業することもある裏風俗だ。ところが、そんな花畑の風俗が壊滅したという。現地を緊急取材した。 3億8400万円の現金強奪事件が起きた福岡市の天神から西鉄電車で南下すること30分。久留米市の花畑駅に目的の風俗がある。が、非常に見つけにくい。運が良ければ「旅館」の看板を掲げた古い建物を発見するはずだ。勘の良い人なら、違和感のある“民家”も探し当てるだろう。人が出入りする玄関を隠すほどに高い壁をめぐらせた民家を。 こんな民家と旅館が花畑の「ちょんの間」だ。中にいる女性に数千円の代金を渡して、奥の部屋で待つ女性と短時間の本番行為を行う。看板アリならまだしも、看板ナシの旅館にたどりつくのは至難の業。そんな“特殊風俗”が「風前のともしびらしい」との情報が福岡のスキモノからもたらされた。これはいかん!と現地に飛んだ記者が目にしたのは厳しい現実だった。 人気旅館「F」は裏商売をやめ、まっとうな宿に様変わり。Fと人気を競った「M」も廃虚と化していた。旅館「I」もエステサロンに。 女性従業員は「4年前に越して開業したけど、今でも風俗目的の男が来る」と語った。 十数軒の旅館をしらみつぶしに回ったが、営業を確認できたのはゼロ。 唯一、風俗を続けていた「A」も「1年前に自主廃業。デリヘルに業態を変えて『Y』という名前でやってます」(中にいた女性)。 壊滅を決定付けたのは警察の浄化作戦だ。2年前、旅館「H」摘発事件が起きた。「旅館実態のない売春宿」として経営者の女らが売春防止法違反容疑で逮捕されたのだ。 そのHは、いまや完全に民家だった。隣家も実は元旅館。60~70代に見える女性は渋々と玄関を開けると「Hはもうやってない。警察が厳しくてね。うちも店じまい。久留米を浄化してキレイにしたいという話だよ。他の旅館もダメだね」と言って奥に消えて行ったのだった。 風俗関係者は「東京五輪の開催が決定してから、福岡風俗の締め付けが厳しくなったと聞く。特に本番アリの花畑がマークされた」と話す。 壊滅のもう1つの理由が高齢化だ。旅館「S」は新築一軒家に改装されていた。元経営者の女性は「私もう90歳よ。警察が理由じゃなく、体がキツいから1年前に自分でやめました」と話してくれた。 前出のFとは別の旅館「F」もその波に負けた。経営者の80代女性が2年前に体を壊した。隣に住む女性は「とても繁盛してたよ。2階に客室が4つあってね。昼間に畑の草取りしてたらアノ声が聞こえるの。客とトラブルを起こしたお姉さんが夜中に刃物を振り回したことも」と振り返る。 地域にとって旅館はどんな存在だったのか。 「自治に参加しないから迷惑ではあった。午前中は寝てると思って、午後3時に自治会費をもらいに行くと、おばあちゃんから『今、何時だと思っとったか!』と怒られた。 ちょうど商売を始めるのが3時で『開始する時間に来てゲンが悪い!』って…」(同) 一方、客になる可能性のある男性には優しかった。「『集金には旦那さんや高校生の息子が行くのがいい』というのが隣組の申し送りだった」(同)。住民は経営者の性格には難色を示したものの「風俗営業をしていること」に冷たい目を向けることはなかった。 東京五輪開催決定は2013年9月。やはりこのときに潮目が変わったのだ。裏風俗が花畑から消えた。地元の老人は「法律には違反していたかもしれないが、文化のひとつだ。さびしいね」とつぶやいた。 (エキサイトニュース)
オリンピック開催が決まると、どの国もまず取り掛かるのが風俗の一斉取り締まりだ。オリンピックで世界中の注目を集め、各国から観光客が押し寄せるのに、その国の主要都市に風俗街がドンと構えているのでは、「文化的な国」として恥ずかしいと言うことなのだろう。 もちろん、2020年の東京オリンピック開催が決定した日本も例外ではない。 いや、むしろ日本は他の国に先んじて、風俗業界の締め付けを実施する可能性すらある。なぜなら、すでに明治時代に同じような取り締まりを行った「前科」があるからだ。 明治政府は、混浴禁止令を何度も発行している。日本は江戸初期から、銭湯では男女混浴が当たり前だった。いわば、それが日本の文化だったのである。しかし明治になって、文明国である日本が混浴しているようでは恥ずかしい、野蛮な国だと思われる、ということから、混浴禁止令が出されることになった。 このように、日本政府が風俗や風紀の乱れを非常に気にする傾向があることは、すでに明治時代にわかっていることなのである。 しかし、2020年に東京オリンピック開催が決まってから、風俗の一斉摘発のニュースはあまり報じられていない。 これは、各地で一斉摘発が行われているのに報道されないのか、それとも一斉摘発がそれほど行われていないのかは、よくわからない。 もしかすると、この記事に登場する久留米市・花畑のように、当局が目をつけたエリアだけは徹底的な摘発が行われているのかもしれない。 どこそこの風俗街が一斉摘発を受けたというニュースは、すぐ全国の風俗店を駆け巡るだろう。 これだけでも効果は十分なのだ。 おそらく、そのニュースを知って自主廃業する風俗店も出てくるに違いない。その証拠に、久留米市・花畑でも、摘発の動きを知って自主廃業した風俗店がたくさんあるというではないか。 風俗店が自ら廃業してくれれば、当局は摘発の手間が省けるから、そのほうがありがたい。 もしかすると、当局は密かにそうなることを狙っているのではないだろうか。 東京オリンピックに向けた風俗浄化作戦が本格化するのは、来年あたりからではないかというのが大方の見解だ。 それまでに、どのくらいの風俗店が自主廃業するのだろう。 しかし、たとえ多くの風俗店が自主廃業したとしても、オリンピックが終わって取り締まりが緩くなれば、また雨後の筍のように風俗店が増えていくのはわかり切ったことだ。 叩かれれば一度は引っ込むが、またすぐに芽を出す。今までに、風俗業界はこういうことを何十回となく繰り返してきた。 当局が本腰を入れようとしているオリンピックによる取り締まり強化も、ただ1回だけその繰り返しが増えるに過ぎないのである。