風俗嬢は家族・彼氏にカミングアウトしてる? カミングアウトされた人々のリアルな気持ち

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風俗部ニュース

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私は風俗を経験して以降に付き合った3人の元カレと、すごく好きだったけど付き合えなかった男性にこの事実を伝えて来ました。

その時の私は”嘘をつきたくない。そのままの自分を知って欲しい。こんな私であっても愛して欲しい”と思う一心でした。過去の男性たちと別れた、付き合えなかった理由はそれだけではなかったかもしれません。

ですが、後になって私は伝えたことを後悔しました。

なぜなら、『私に否のないことでも不安を感じさせてしまい、私自身を疑われるようになった。』ことや『彼女を人に紹介できない』と思わせてしまったからです。

現在の彼氏には私はこのことを伝えていません。

そして、一生涯自分の口から言うことはありません。

もし今すでにパートナーに事実を伝えていて、お互いが理解した上での関係であるならそのことに関し否定するつもりは全くありませんし、むしろそのような関係は理想的だと感じます。

ただ、理解を得ることは簡単ではありません。

常に二人の間に『信頼』に関わるリスクが嫌でも付いてきます。

事実を知ったパートナーには、不安を感じる瞬間が必ず訪れます。
引用元:NAISHO https://naishowork.com/coming-out

風俗で働いている事を内緒にしている女性イメージ

『自分が風俗嬢だとカミングアウトするか否か』。風俗嬢の女性たちにとって、これは必ず降りかかってくる問題です。

引用元の記事を書いた「もあな」さんは、ソープ経験者。『嘘をつきたくない。そのままの自分を知って欲しい。こんな私であっても愛して欲しい』と思う一心から、3人の元彼と好きだったけど付き合えなかった男性に風俗嬢である事実をカミングアウトしますが、後になって後悔したそうです。

そして、現在の彼氏には風俗嬢であることを伝えておらず、一生自分の口から言うことはないと語っています。

実は私の大学時代の友人も同じような過去を持っています。彼女も「嘘をつきたくない。自分を知ってほしい」という気持ちから、私をはじめ、数人の級友にカミングアウトしました。しかし、この事実はあっという間に彼女の友人たち全員が知ってしまうこととなります。

理由は、彼女のカミングアウトを聞いた人がほかの人に伝えてしまったから。

今考えれば、当時の私たちの年齢は20歳前後ですから、まだまだ子供です。こんな重大ニュースを聞いて、神妙な気持ちで受け止める人のほうが少ないでしょう……。

しかし、彼女はそのショックから誰も信じられなくなり、結局大学を中退してしまいました。

今でも思い出すと、とても切なくなります……。

当時の私はやはり子供だったので、彼女からカミングアウトされたときは「そうなんだ……、でも自分の決めた道だから反対はしないよ」なんて大人ぶった発言をしていましたが、それから彼女を見るたびに「この子は風俗で働いているんだ。知らない男の人とエッチなことをしているんだ」と思ったものです。これがパートナーであれば、なおさらほかの男性の影がちらついてしまうと思います。

ただ、その一方で、カミングアウトが成功しているパターンもあります。それは「働く理由がしっかりしている場合」。家族を養うためのお金を稼ぐ目的で働いている女性たちのなかには、家族の了承のもとで働いている方もいます。

『ベテラン風俗ライターが明かす フーゾク業界のぶっちゃけ話』という著書の中に登場する、京都の元風俗嬢・桃子さんは、現役時代に息子に仕事の内容を明かしていたと言います。

彼女はカミングアウトした理由について以下のように述べています。

「息子ももう中学生だったし、隠してたところで、お母ちゃんが夜に化粧しておめかしして出かけたら、どんな仕事をしてるか大体分かるでしょう? それに、息子がそのことを知ってからは、お母ちゃんは夜遊びに行ってるんじゃなくて生活のために仕事に出かけてるんだって認識が変わったみたいで、ナメた口をきかなくなりました」

風俗という仕事をして、生活の基盤を稼いでいる場合、家族がそれを知ったことによって、彼女を尊敬し、応援するというケースもあるということです。

『周囲にカミングアウトするか否か』という問題は、「仕事」として理解されるか否かによって見方が大きく変わるということが分かりました。

自分のファッションやメイクのために風俗の仕事を選んだ、という場合は、やはり理解されるのは難しいことでしょう。「どうして風俗ではいけなかったのか」と周囲は思うはずです。

私は風俗ライターとなり、風俗嬢の子を身近に知ることで、今では風俗で働くこと=仕事だと思えるようになりました。

大学時代、風俗をやっていたあのときの友人に今もう一度出会えたなら、私は「頑張って!」と言えると思います。