女性をオーガズムに導くマッサージのやり方
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マッサージの準備と心構え
マッサージはいきなりやっても効果がありません。事前に簡単な準備が必要です。せっかくだからしっかりと準備して、週末の夜を盛り上げましょう。
道具の準備から必要な環境作り、パートナーへのマッサージの提案方法など解説します。
マッサージ用オイルの選び方
マッサージオイルは、マッサージの気持ち良さと摩擦を減らすために非常に重要です。
オイルならなんでもいいわけではありません。パートナーが敏感肌の場合は、無香料・無添加の製品を選びましょう。アレルギーが心配なら、肌なじみが良く保湿力も高いホホバオイルがおすすめ。
オイルの素材は好みのものでもいいですが、水溶性はベタつきが少なく洗い流しやすいので後片付けが楽です。肌の負担が気になるのであれば、ココナッツやグレープシードなどの植物性オイルがベスト。
どんなオイルが肌に合うか、事前にパートナーと相談して決めてください。
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必要な道具(オイル以外)
マッサージを快適に行うには、オイル以外の道具の準備も重要です。 まずはオイルでベッドなどを汚さないように、防水シーツを用意しましょう。なければ、大きめのバスタオルを2~3枚敷けば代用できます。 また後々の行為に備えて、アストログライドなどの潤滑ゼリー(水溶性ローション)もあった方がいいです。 振動タイプのアダルトグッズを使ってもいいですが、初心者は手や指での愛撫に慣れてください。 その他に汚れをぬぐうティッシュ(ハンドタオル)や水分補給用の飲み物、匂いが気になる場合に備えて消臭スプレーも準備しておくと万全です。部屋の作り方
最高のマッサージ体験には、五感で感じる環境作りが不可欠です。 部屋はカーテンを閉めて、間接照明(できれば暖色系)でムーディーな薄暗さを演出しましょう。明るいとパートナーが恥ずかしさを感じるため、リラックスできません。 アロマキャンドルは照明としても使える上に、リラックス効果を期待できるのでおすすめ! 次に室温は28~30℃に調整してください。寒いと血の流れが悪くなりますし、体が強張ってせっかくのマッサージ効果が半減します。 あとスマホアプリなどを利用して、ゆったりとしたBGMを流せば完璧です。パートナーから同意をもらう
マッサージは必ず、事前にパートナーの同意を得てから始めてください。いきなり始めると相手を驚かせてしまって、気持ち良くさせられません。 もし言い出しにくければ、タイミングを計りましょう。夕食後のまったりタイムや、ピロートーク中だと話題にしやすいです。 「最近疲れてない?マッサージとか興味ある?」「マッサージプレイって気持ちいいらしいよ。1回試してみない?」と軽く話題を振ってから誘うとOKをもらいやすいですよ。 注意点は最初からオーガズムが目当てだと伝えないこと。余計なプレッシャーになるので、あくまでもマッサージがメインで「ついでに気持ち良くなろう」くらいのニュアンスで誘うのが大事。【基本編】オーガズムに導くマッサージテクニック
事前の準備が整ったら、いよいよマッサージです。 ここでは全身をリラックスさせる基本のマッサージテクニックから、性感帯の周辺を刺激してオーガズムに導くマッサージまで順を追って解説します。全身をリラックスさせるマッサージ
オーガズムにはリラックスが必要不可欠。一旦プレイのことは忘れて、パートナーの体をいたわるイメージで全身をマッサージしましょう。
■STEP1:うつ伏せにさせて、足の裏からスタート
マッサージは足の裏から始めるのが鉄則です。末端の手足から体の中心に向かってマッサージを行うことで、血流やリンパの流れを正常化して全身の緊張を効率良くほぐせます。 具体的なやり方は手のひら全体を使い、ゆっくりとしたペースで足裏を優しく撫でるように押してください(3秒かけて1回押す)。血流に乗せて疲労を押し出すイメージ。■STEP2:ふくらはぎと太ももへマッサージ
次に足の末端から心臓に近い方向、つまりふくらはぎから太ももへと進みます。オイルをたっぷり使って軽く揉む動作と、撫でるように押す動きを繰り返してください。 リンパの流れを意識して下から上へ動かすことで、血液や老廃物の停滞を解消します。このマッサージをしっかり行うことで、女性の身体全体の感度を高められます。■STEP3:背中全体をマッサージ
下半身が終わったら、体の中心部である背中全体をマッサージします。肩から腰までを、手のひらで円を描くようにゆっくりとほぐしてください。
特に肩甲骨周りや腰は、疲労が溜まって筋肉が硬くなりやすい部位です。1か所ずつ30秒ほど集中して圧をかけて、じっくりほぐしていきます。
冷えると逆効果なので、手のひらはなるべく温めてから行いましょう。
■STEP4:腕から手をマッサージ
最後に上半身の末端である、腕から手の指先までを優しくマッサージします。ここでも指先から肩へと、一方向に丁寧に伸ばすように触れてください。
手のマッサージは副交感神経を刺激するので、リラックス効果が非常に高いです。そして腕には太い血管とリンパが通っているので、凝りをほぐせば体が温まってオーガズムしやすい状態にできます。
胸と鼠径部のマッサージ
全身のリラックスができたら、胸や内ももなど性感帯の周辺を優しく刺激し、性的な興奮を徐々に高めていきましょう。
■STEP1:仰向けに変えて、胸からマッサージ
パートナーを仰向けに変え、まずは胸を外側からマッサージします。具体的にはスペンス乳(横乳から脇のライン)。 スペンス乳腺はかなり敏感な性感帯なので、羽で撫でるように軽いタッチで触れましょう。フェザータッチで円を描いて上げると効果的。 パートナーに期待感を与えつつ、感度を上げることができます。■STEP2:乳首周りをマッサージ
次に乳首周辺に移りますが、直接乳首には触れず焦らしてください。 まず乳輪のフチをなぞる形で刺激していきます。徐々に乳首が勃ってきますが我慢。胸を手のひらで包むように撫でたり、揉んだりして少しずつ快感を積み重ねていきます。 パートナーの息が荒くなってきたら、性的興奮がピークに近づいたサイン。次のステップに進みましょう。■STEP3:鼠径部(太ももの付け根)をマッサージ
いよいよ下半身のマッサージです。鼠径部(太ももの付け根)をパンツの上から軽く押したり、優しく撫でたりしてください。 下着越しなのがポイント。布の感触がくすぐったさと気持ち良さを同時に生んで、絶妙な刺激になります。もしパンツの汚れが気になるなら、脱がして行ってもOK。 内もも側は特にデリケートな部分。焦らして撫でることで、もどかしさが快感を倍増させられます。■STEP4:お腹全体をマッサージ
最後は体外式ポルチオの準備です。 まずお腹全体をマッサージし、刺激に慣らして緊張を取り除きましょう。硬さがなくなったら、おへその下辺りの下腹部に集中してください。 指を4本揃えてバイブのイメージでトントンと連打したり、軽く圧迫しながら左右に小刻みに揺らしましょう。 しばらくしたら手のひらに変えて、同じく軽く圧迫しながら円を描くように動かしてマッサージ。 体の外から振動を送ってポルチオを開発するとともに、中イキしやすい状態に仕上げていきます。膣内のマッサージ
全身がリラックスして興奮が高まったら、いよいよオーガズム(中イキ)させる膣内マッサージです。焦らずにパートナーの反応をよく観察しながら行いましょう。
■STEP1:潤滑ゼリーをたっぷり
まず指先に潤滑ゼリーをたっぷり指に塗り、滑りを良くしましょう。潤滑ゼリーは余計な摩擦を防いで、快感を持続させるために必要です。 次にパートナーの女性器がしっかり濡れているか確認してください。 これまでのマッサージで自然に濡れているはずですが、足りない場合は追加で愛撫するか、潤滑ゼリーを足す必要があります。 〇関連記事 ・処女とのセックスにローションが絶対必要!ネットで買えるおすすめ商品を紹介■STEP2:指1本で膣の入口・膣内をマッサージ
愛液や潤滑ゼリーを充分塗ったら、まず指を使って膣の入口周辺を優しく撫でて愛撫します。
続いて指を膣に挿入。最初は指1本を2~3cmほど挿入し、Gスポットを探しましょう。
Gスポットは膣内のお腹側にあります。周辺の膣壁と違って少しザラザラしており、マッサージで興奮していればぷくっと膨らんでいるはずなのですぐわかります。
Gスポットに触れたら、チョイチョイと手招きする動きで軽く刺激してください。爪で引っ掻くと傷つく恐れがあるので、指の腹で触れること。
■STEP3:指2本に増やして奥をマッサージ
パートナーが快感で昂ってきたら、指を2本に増やしましょう。指を奥まで入れて子宮口周辺のポルチオを狙い、軽く押したり撫でまわしたりして刺激します。
膣内やポルチオは敏感なので、激しく動作する必要はありません。ポルチオを通して子宮を揺さぶる感じで、リズミカルに優しくマッサージしてあげましょう。
ポルチオは開発が必要な性感帯なので、最初からイカせるのは難しいかも知れません。しかし、繰り返しマッサージを行えばかならずオーガズム(中イキ)できるようになりますよ。
【応用編】オーガズムに導くマッサージテクニック
基本のステップを覚えたら、愛撫の組み合わせでレベルアップを目指しましょう。パートナーの好みに合わせて調整すれば、さらなる快感と連続オーガズムが狙えます。クリトリスとの組み合わせ
膣内マッサージにクリトリスへの刺激をプラスすると、中イキで激しいオーガズムを体験させやすくなります。
■STEP1:クリトリスを優しく触る
まずクリトリスに軽く意識を向けさせます。最初は下着の上から優しく撫でるか、息を吹きかけるなどの間接的な刺激で焦らしてください。 パートナーの興奮が高まって無意識に体が動いたり、自発的に「もっと」とおねだりしてきたりすれば直接触れてもOK。この段階的な刺激が期待感を最大限に高めましょう。■STEP2:膣内と同時にマッサージ
膣内マッサージとクリトリスの同時刺激は、指で膣内のGスポットを刺激しながら、親指などでクリトリスを軽く押すように愛撫しましょう。 同時に刺激するのはかなり強烈なので、様子を見ながら加減するのがポイント。膣内をメインで責めつつ、合間にクリトリスをイジる感じ(逆でもOK)です。 指を使ったプレイに慣れてきたら、小型の振動グッズ(ローターなど)を使うのもおすすめ。持続的な快感を与えられるため、同時刺激の効果が飛躍的に高まります。■STEP3:リズムを調整する
愛撫中は常にリズムを意識してください。最初はゆっくり優しいタッチから始めて、興奮が高まるにつれて徐々に速く、強くしていきます。 リズムの調整はパートナーの観察が重要。息づかいや体温の上昇を注意深く見極めて、パートナーのペースに合わせましょう。 絶頂が近づいたらリズムを一定に保つか、一瞬止めて溜めを作って一気に責めてみてください。強烈なオーガズムに導けますよ。■STEP4:絶頂した後はソフトタッチ
パートナーがオーガズムに達しても、すぐに終わってはいけません。そのまま刺激し続けて、快感の余韻に浸らせてあげましょう。 ただし、責めのやり方はかなり緩めること。指や手のひらで軽く撫でる程度のソフトタッチに切り替えてください。 ソフトタッチの愛撫で微弱な刺激を維持し、パートナーを絶頂で上り詰めた状態から少しずつ下ろすイメージ。激しいトレーニングをした後のクールダウンみたいなものです。 絶頂後にソフトタッチで余韻を与えることは、体の開発にも繋がります。繰り返していけば、どんどんオーガズムしやすい体になりますよ。言葉とハグで脳イキを誘う
オーガズムは女性のメンタルに左右されます。なので、身体的な刺激だけでなく言葉とハグ(触覚)を組み合わせるのも有効です。
マッサージで体を性的に刺激しながら、心も満足させると高度な脳イキを体験させることができます。




