長時間でも余裕!正常位で足が疲れないやり方を解説
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【おさらい】正常位ってどんな体位?
正常位とは、数あるセックスの体位の中でも1番スタンダードで基本的な体位です。 具体的には仰向けに寝た女性に対して、向かい合った男性が覆いかぶさる体勢のことを指します。 男女が至近距離でお互いの顔を確認したり、体を密着させたりできるのが正常位の特徴。特に意識しなくても触れ合うことになるため、愛情を確かめ合いやすい体位と言えます。 女性が受け身になって男性主導で行えることから、男性のペースでセックスすることが可能です。正常位の正しい姿勢のポイント
正常位では女性が仰向けになって体を開いて、男性は下半身同士を密着させる形で覆いかぶさります。
女性側は腰の位置を上向きにして、なるべくM字になるように股を開きましょう。膝を立ててもOK。
男性側は寝そべるように体を重ねて挿入しましょう。あとで解説しますが、膝をついて正座に近い形で挿れるのは負担がかかります。
重要なのはリラックスです。挿入時に2人とも、体のどこかに変な力が入らないようにするのがポイントです。
正常位のメリット
正常位のメリットは主に2つ。
1つは他の体位と比べて密着できるおかげで、常に至近距離でパートナーの表情や反応を感じられることですね。アイコンタクトや肌の触れ合いで愛情を深められます。
2つめはシンプルなおかげで体勢が楽なこと。キスやハグ、愛撫などをやりやすいので、高度なテクニックがなくとも満足度の高いセックスができます。
逆に簡単だからこそ、手を抜くと単調なセックスになってしまうので注意。
正常位で足が疲れる主な原因は?
正常位は楽にできる体位ですが、実は正しい姿勢でやらないと足が疲れます。多少個人差はありますが、正常位で足に疲労が溜まる主な原因についてご紹介しましょう。
股関節や足の柔らかさが足りない
正常位で足が疲れる原因の1つは、普段の生活習慣です。特にサラリーマンの方の場合は、デスクワーク中の姿勢が大きく関係しています。 長時間デスクワークで座りっぱなしだと、股関節の周りの筋肉が固まってしまって柔軟性が大幅に減少します。 そんな状態で正常位中に足を大きく開いて膝立ちすると、固くなった股関節に負担がかかってすぐ疲れてしまうのです。 実際にX(旧Twitter)でも運動不足から正常位で足が疲れた、つりそうになったという投稿を多く見かけます。姿勢のキープが長くて負担になる
正常位を行う時、男性側はちょうどいい挿入角度にするために一定の姿勢をキープする必要があります。 膝を立てたり、足を開いたりしたまま同じ姿勢を続けるのは結構重労働です。太ももや股関節周りの筋肉(インナーマッスル)に負担が集中し、だるさや疲労感に繋がります。 ここでのポイントは、足腰への持続的な負担です。例え激しく動かなくても、同じ姿勢・体勢を長くキープするだけで消耗します。筋力不足や体格のミスマッチ
あとは単純に身体能力の問題もあります。 運動不足のない場合、筋力が足りなくて正常位中の動作で疲れやすくなる例が少なくありません。 またパートナーとの体格差も重要です。男性側の背が大きかったり、逆に女性側の背が小さすぎるなどのケースだと正常位で無理のある姿勢になりがち。不自然な姿勢が負担になって、疲れるわけです。 運動不足は努力次第で解消できますが、体格差に関してはちょっと工夫しなければいけません。足が疲れないための簡単なやり方
やり方によっては足が疲れてしまう正常位ですが、原因を踏まえて対策すれば防ぐことはできます。 ここからは足が疲れない正常位の工夫、テクニックを5つご紹介しましょう。枕やクッションを使って腰を調整する
正常位で足が疲れる主な原因は、挿入時に無理な姿勢を取り続けることです。不自然な体勢を強引に筋肉で支えるせいで、疲れたりだるくなったりしてしまいます。
対策としては枕やクッションを利用するのがおすすめ。
女性のお尻(腰でもOK)の下に枕かクッションを入れれば、腰の高さを調整可能です。好きなように体格に合わせられるので、足の負担が減ります。
足の位置を変えて負担を減らす
膝立ちや足を開いて体勢をキープすると足が疲れるので、足の位置を変えるのも有効です。負担の少ないやり方は2種類あります。
1つは正座のように低く構えて、両方のふとももで女性のお尻を挟む形。腰を動かすのが少し難しいですが、かなり安定するので両手で愛撫をしやすくなります。
2つめは女性の上に横たわるように、腰を女性の股間に押し付ける形。両腕で自分の体を支えなければいけませんが、ピストンもグラインドもやりやすいです。
どちらのやり方もずっと同じだと疲れてくるので、責め方に合わせて体勢を入れ替えましょう。
ストレッチで体をほぐしておく
体が固い方は事前にストレッチするのがおすすめです。股関節やふとももの筋肉をほぐすことで、疲労が溜まりにくくなります。 手順は以下の通り。 1.平たい場所に座って両足の裏同士を合わせる。 2.できるだけ膝を床につけながら、かかとを股間の方に寄せる。 3.可能ならそのまま前屈して、呼吸3~4回分キープ。 4.1~3を5回繰り返す。 要するにヨガの「合(がっ)せきのポーズ」ですね。日常的にやっておくと効果が高いですが、セックスの前に数分やるだけでも股関節や筋肉がほぐれます。腰の振り方を工夫して力を抜く
腰の振り方を変えるだけでも、正常位の疲労をやわらげることに繋がります。 腰振りは入口から奥まで長いストロークをするのではなく、ある程度挿入した状態を保ったまま小刻みにピストンすることを意識しましょう。 足腰ではなく骨盤を前後に動かして「突き上げる」「えぐる」イメージ。 このやり方だと無駄な力が入らないので疲れにくく、骨盤を動かす時にPC筋(射精をコントロールする筋肉)が締まるので結果的に長持ちするようになります。パートナーと協力するテクニック
パートナーと協力するのも疲労を軽減するのに有効です。 例えば正常位を始める前や最中、しっかりコミュニケーションして楽な体勢に変更すれば疲労を最小限に抑えられます。 男性は何かと格好をつけて自力で体重を支えがちなので、女性に下から支えてもらったり密着して体重を預けたりするのもいいですね。 より強く愛情を深めることもできるため、他の工夫やテクニックと組み合わせてパートナーと相談して協力するのがおすすめです。足が疲れにくい正常位のバリエーションを紹介
正常位と言っても、いくつかバリエーションがあるのをご存知ですか? 一般的な正常位と少し体勢が違うので、足に負担がかからないものもあります。 ここからは足が疲れにくい正常位のバリエーションをご紹介しましょう。①:足上げ正常位
足上げ正常位は四十八手の1つで、別名「深山本手(みやまほんて)」とも呼びます。仰向けになった女性の両足を、男性の肩に乗せて行う正常位のバリエーション。
女性が足を上げることで自然と腰の位置が上向きになるので、男性側は膝立ちで無理な姿勢を維持しなくてよくなります。
また通常より深く角度がつく分、刺激が強くなるので最小限の動きでも充分快感を得られるのもポイント。無駄な動きをしなくて済むので疲れにくいです。
足上げ正常位のやり方ですが、女性の足を持ち上げてからその足の間に頭を入れる感じにすると簡単にできます。
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②:密着正常位
密着正常位は基本的に正常位と同じですが、胸や腹部をぴったりと密着させてできるだけ隙間をなくす体位です。
隙間なく密着するおかげで膝立ちの必要がなくなり、さらに体を預けることで男性の体重が分散するので疲れにくくなります。腰振りがピストンではなくグラインド中心になるのも理由の1つ。
密着するだけなので、特にトレーニングなどをしなくてもすぐ実践可能です。
やり方は非常に簡単で、胸と胸を重ねるように抱きしめるイメージで密着してください。正常位で繋がったままお互い抱き合うのを意識すればOK。
肌の触れ合いで呼吸や鼓動を間近に感じられるため、心理的に親密さを強く感じられるメリットもあります。
③:起き上がり正常位
起き上がり正常位は密着状態から上半身を起こした形の体位です。
体勢がかなり低いので足への負担はほぼありません。その代わりに腰というか挿入部に体重が集中してしまいます。深い挿入感を得られる一方、コントロールしづらいのがデメリット。
腰の動きはあまり激しくできないので、小刻みなピストンかグラインドの円運動が中心となります。
密着正常位より広い範囲を見られるため、女性の反応を見ながらいろんな場所を愛撫することが可能です。自分が気持ち良くなる体位ではなく、女性を気持ち良くするための体位ですね。
起き上がり正常位では女性の体の両サイドに手をついてもいいですが、どうせなら恋人繋ぎするのがおすすめ。見つめ合いながら恋人繋ぎすると、ラブラブな雰囲気を楽しめますよ。




