ちんこが抜けなくなるのは嘘!みんなが勘違いしている膣痙攣の本当の症状

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膣痙攣(ちつけいれん)で「セックス中にペニスが抜けなくなった!」というニュースが話題になったことがあります。このニュースを聞いて不安になった人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、「本当の膣痙攣の症状とはどんなものか?」「何が原因で、どんな治療法があるのか?」といった膣痙攣の正しい知識について徹底的に調べました。膣痙攣の情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

膣痙攣でペニスが抜けなくなり救急搬送された」は都市伝説?

ペニスが抜けなくなったというニュースは、かなり衝撃的で話題性がありました。しかし、実はこの情報は間違っています。膣痙攣の嘘の症状があやまって拡散されてしまっているのです。 【海外発!Breaking News】男性が突然の腹上死 合体したまま救急搬送されたカップル(中国) 例えば上記のニュース。これも衝撃的なタイトルで興味をひきますが、読んでも「なぜペニスが抜けなくなったのか?」「膣痙攣と関係があるのか?」ということは全く書いていません。なぜ膣痙攣との関連性を詳しく書いていないのか?それは膣痙攣によって『ペニスが抜けなくなった』という事例を証明できないからです。
年間1万件を超える救急搬送に対応する岸和田徳洲会病院救命救急センターの医師・薬師寺泰匡氏 「私自身は膣痙攣でペニスが抜けなくなった例を診たことがありませんし、国内外の報告も見当たりません。」 「男女繋がったまま搬送」噂に医師「国内外で報告見当たらぬ」/NEWSポストセブン
・救急医療の専門家の先生でも膣痙攣でペニスが抜けなくなる症状を診たことはない ・国内だけでなく海外を含めても、膣痙攣でペニスが抜けなくなったという報告すらない こうした情報から考えてみても、「膣痙攣でペニスが抜けなくなった!」という記事は、フェイクニュースである可能性が極めて高いということになります。

膣痙攣とはなに?どんな症状?

膣痙攣とは、女性器(膣)が痙攣を起こす状態のことで、具体的には膣を囲んでいる筋肉(骨盤底筋)が不随意的に引き締まる状態のことをいいます。 膣痙攣の具体的な症状は、大きく分けて2つ。 ・挿入時に強い痛みを感じる ・挿入自体ができなくなる セックスの時に本人の意思と関係なく膣の筋肉が引き締まるため、挿入行為に支障がでます。 膣痙攣とは、女性器(膣)が痙攣を起こす状態のことで、具体的には膣を囲んでいる筋肉(骨盤底筋)が不随意的に引き締まる状態のことをいいます。 膣痙攣の具体的な症状は、大きく分けて2つ。 ・挿入時に強い痛みを感じる ・挿入自体ができなくなる セックスの時に本人の意思と関係なく膣の筋肉が引き締まるため、挿入行為に支障がでます。つまり、『膣痙攣の症状=ペニスを挿入しづらくなる(もしくは挿入できなくなる)』という認識が正しいです。 先ほども書きましたが、「挿入したままペニスが抜けなくなる」という症状は、やはりフェイクニュースで広まった都市伝説だと言えるでしょう。

挿入しづらくなる膣痙攣の原因は、心理的問題が原因

膣痙攣はなぜ起こるのか?「セックス中の激しいピストン運動が原因なのでは?」「激しく動かないほうがいいのかな?」と不安になる方もいるかもしれません。 しかし膣痙攣は、前戯や挿入時の刺激などの外的要因で起こることは少なく、原因のほとんどは心理的な問題によるものと言われています。 心理的な問題とは何か? ・過去のセックスのトラウマ ・小さい頃に受けた性的虐待 ・セックスに対する罪悪感(学校の性教育や宗教など) ・望まない性行為 元カレの性的DVや言葉の暴力、レイプ、両親からの性的虐待、幼少時に性行為を見た嫌悪感、などセックスに対してトラウマや不快な感情を持っている女性が、膣痙攣の症状を起こしやすいと言われています。 しかし、毎回症状が起きるわけではありません。どのくらいの頻度で起きるのか?健康状態・食生活・ストレス状態によって変わるのか?いつなら大丈夫なのか?など、現在でもわかっていないことは多いです。ただ、心理的な要因が非常に大きいということは事実です。私たち男性は、セックスにマイナスなイメージを持っている女性がいるということを覚えておく必要があります。

膣痙攣は病院に行かないと治らない!性交困難症を治す治療内容とは

膣痙攣を治すためには、まずは膣痙攣の症状が出る原因を解明しなければいけません。これは素人が「たぶんこれが原因じゃない?」と勝手に決めつけていいものではないです。先ほども書きましたが、心理的な要因が多く非常にデリケートな問題です。原因を解明し、改善・治療するためには医者の力が必要になります。 膣痙攣の疑いがあった場合は、まずスグに病院へ相談しましょう。病院では性交困難症を改善するために、下記のような治療法がおこなわれます。※担当医や患者さんの症状にもよるため、あくまでも一例となります。 ・カウンセリング ・正しい性教育 ・膣の筋肉のエクササイズ カウンセリング 産婦人科医や理学療法士などと話し合い、精神的な問題を1個ずつ解明していきます。国家資格を持ったその道のプロが担当してくれますし、守秘義務で守られていますので安心して話すことができます。 正しい性教育 普段の膣の状態やセックスの時に膣に起きていることなど、知っておくべき性の知識を教えてもらうこともあります。 膣の筋肉のケア 膣拡張器を使って膣を広げることで痙攣して固くなった膣の筋肉をほぐしてあげたり、膣のエクササイズを教えていただけます。 その他の治療も、すべて病院の先生の指示に従って行いましょう。

膣痙攣で抜けなくなるのは都市伝説!膣痙攣で挿れにくくなったら病院に行こう!

膣痙攣に関して、今回調べてわかったことをまとめます。 ・膣痙攣という症状はある ・膣痙攣でペニスが抜けなくなるのは都市伝説 ・膣痙攣が起こると挿入が困難になる ・膣痙攣の原因は心理的な要因がほとんど ・膣痙攣を自分たちで解決しようとしないで病院へ行く 膣痙攣は、世間のイメージと違い「ペニスが抜けなくなる症状」ではありません。「ペニスの挿入に痛みを感じたり、挿入自体ができなくなる」性交困難症です。膣痙攣の原因は不明な部分も多く、素人が自分勝手に判断して良いものではないので、膣痙攣の症状があったらスグに病院に相談してください。 ◯関連記事 ・膣の中はどうなっているの?構造と性感帯、名器の秘密を徹底リサーチ私って数の子天井?女性のための名器セルフチェック方法